果断速攻の人たち

拍手ぱちぱちありがとうございました。
創作が計画通りに運ばずにモヨモヨした気分でいましたが、元気出ました。

さてさて。

突然父親から電話がかかってきて、何を言うかと思ったら、
「代表作が『普賢』とか『焼跡のイエス』の芥川賞作家って誰や」
誰やってあんた……。
その作家名がクロスワードパズルのキーだそうなんですが、わざわざ職場まで電話して
聞くことか、と。（あ、ワタクシ例によって休日出勤してましたもので）
まあ、その場ですらっと答えてやりましたけどね。ははは。

うちの父は、思い立ったら即行動、という割と迷惑な人だったりします。
緊急時にはその真価を発揮するのですが、通常は大人しくしておいてほしいのです。

似たようなことは叔母にもありまして。

つい先日も、晩ご飯を食べていたら叔母から電話がかかってきて、何を言うかと思ったら、
「『蜘蛛の糸』の主人公の名前って何て読むの？」
叔母は朗読のボランティアをしていまして、『蜘蛛の糸』をテープに吹き込むために練習を
しようとしたところ、“犍陀多”が読めず、いきなり躓いた、と。
まあ、その場ですらっと答えてやりましたけれど、一瞬考えてしまいましたよ。
おでんのコンニャクを噛みしめながら。
『蜘蛛の糸』の主人公……？　お釈迦様と大泥棒のどっちやねん。

考えるまでもないことなのに、突然聞かれると、何だったっけ？　ってなりませんか。