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書名なんですけどね。
「これ、声に出して言うのちょっと嫌やんなぁ」と思わせられるものが増えてきたように
思うのですよ。
例えば。
新堂冬樹の『君が悪い』。
……えっとね、この本を予約中の利用者さんに、貸し出しできるようになったことを電話で
連絡する場合、この書名を口頭で伝えるのはものすごーく抵抗感を抱いちゃうんですよ。
「予約本の書名は何でしたっけ」
「『君が悪い』」
言えんって。
いや、ちゃんと「新堂冬樹の『君が悪い』です」って言えばいいんですが。
畠中恵の『こころげそう』も難しいです。
発音がね。
「こころげそう」と一気に言うのか「こころ、げそう」と言えばいいのか。
一時期真剣に悩みました。今ではひと息に言っちゃいます。
宇江佐真理の『深川にゃんにゃん横丁』も強敵ですね。
「にゃんにゃん」ってあんた……。
声に出すと結構な破壊力なのよ。私にとって。
ああそうだ、桜庭一樹の『私の男』も恥ずかしかった……。
津流木詞朗の『前科あります。』も何だかなー。
おっと、忘れちゃならない、舞城王太郎の『好き好き大好き超愛してる。』!
どないせっちゅーねんっ!
まだまだ色々ありますが、とりあえず思い出したのはこれくらいで。
あーでも、声に出して読みたい書名もありますよ、もちろん。
浅田次郎の『あやしうらめしあなかなし 』。
これを節付けるみたいにすらっと言えちゃうと、めちゃめちゃ気持ちいいです……♪
さて。
自作のタイトルはどうでしょうかねえ。