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このところ天候が不安定で、私の情緒も不安定でありますことよ。
だって最近の雨って怖いですやん。
ゲリラ雷雨ってなんですのん。
曇ってくると、ガクブル状態になりますがな。
もうカンベンしてほしいっすわー。

さてさて。

本日の「探偵ナイトスクープ」で、ウシガエル獲ってましたね。
あれ観てたら、自分のいたいけな少女時代が思い出されて泣けてきましたわ。

小学校低学年――あの頃、私は“ハンター”でした。

そう、ちびっこというのは仮の姿。
私以下、町内のほとんどの子どもが狩人でした。
夏休みには仲良しの子どもで群れを成し、毎日狩りへと繰り出したものです。
ちびちゃい頃は男子も女子も区別なく、一緒に同じことをして遊んだものです。
遊び……否、ハンティングですね。
目に入る生き物はことごとく狩りました。
クマゼミ(当時はレア)、アメリカザリガニ(同左)、チョウセンカマキリ、
オタマジャクシ、カブトエビ、バッタ、コオロギ、シマヘビ、アオダイショウ、
ヌートリアなどという大物にも挑みました。
そして何より、あの頃の私たちが好んで狩っていた生物は――
そう、ウシガエルです。

当時、ウシガエルを捕まえて持って行くと、1匹50円で買い取ってくれる釣具店が
ありました。
50円という大金に目の色を変えたお子ちゃまハンターたちは、連日、カエル獲りに
精を出したものです。
「ナイトスクープ」では池で獲ってはりましたが、あれはダメですね。
水中でカエルに敵うわけありゃしません。
ひたすら陸地に追い立てて、獲る。釣るという手もありますが、あのカエルは重たい
ので、ちびっこには釣り上げるのがとても難しかったのです。

いや、狩った狩った。アホみたいに狩りまくりました。
陸上のウシガエルはとろいから、難なく捕まえられます。カエルを見つけたら、
文字通り飛びついて、身体全体で捕まえる。子どもの小さな両手では、やっぱり
掬い上げるのが困難だったからです。

あの夏、私たちハンターの乱獲で、町内からはウシガエルが絶滅しました。
立派な環境破壊です。自然の敵ですね。
環境破壊といえば。
見渡す限りの田んぼは、そのほとんどが震災以後、マンションと駐車場になりました。
川はぐっと狭くなりました。もう上流からヘビが流れてくることはありません。
つまらんのう。
いやでも、今の私に素手でヘビを捕まえられるかと問われれば……
でっきるっかなでっきるかな、はてさてふむー。

もうちょい思い出話。
田んぼは私たちの狩り場であり、戦場でした。
もちろん敵もいました。
その田んぼの持ち主です。
彼らのことを私たちは“田んぼのおっちゃん”と呼んで警戒していました。
ああ、警戒していたのは向こうか。←大人になってから気付いた、この事実。
この“田んぼのおっちゃん”の中に、容赦ないおっさんがいましてね。
私たちを田んぼで見つけると、鎌振りかざして追いかけてくるんですよ。
鎌ですよ、鎌。お子ちゃま相手に鎌って。大人げない。
捕まったことはありませんが、しつっこく追っかけられましたね。
今ではそれも良い思い出。あと、おっさんゴメン。

鎌といえば。
昔々、そんなゲームがありましたね。
農民が鎌持って忍者屋敷だったか武家屋敷だったかに乗り込んでいくやつ。
バカ殿みたいなのもいたような気がします。
大根食べてパワーアップしたんやったっけ。おにぎりもあったような気がします。
ああいう単純だけど、シビアなゲーム、またやりたいなぁ。
……「バンゲリングベイ」ってご存じ?

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BlogPetのせいのすけ URL 2008/09/06(Sat) 編集
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