昨日はね、何であれだけ眠かったんやろうと恐ろしくなるほど眠かったわけで。
あれから爆睡しましたよ。
さて、以下は昨日書けなかった、くだらない日常のひとコマです。
とある父娘の会話。
「娘、今日は何の日か知っとうか?」
「週末だよ利用者激増阿鼻叫喚図書館地獄の日曜日」
「アホか、一年に一度のお父さん感謝デーやないか」
「我が家にそんな風習あるかい」
「あんねん。今年からあんねん。俺が決めた。家長として決めた。さっき」
「おとーさん、いつもご苦労様です。家族の為にありがとサンキュー豆電球」
「なんやそれ」
「まごうことなき感謝の言葉」
「俺は言葉とか曖昧なものは信用できんのや。二十数年家族やっとってまだ分からんか」
「真心を物品で証せっちゅーさもしい心根の持ち主が父親やとは思いたないなぁ」
「欲しいもんがあんねや。買うてくれや。父の日やん。もうすぐ割増賃金入るやろ」
「その前に。先週はあたしの生誕記念日があったんやけど」
「なんやお前。その年になってもまだ祝ってほしいんか」
「祝ってほしいとかそういう問題やないんやけど」
「せやけど、先週いうたら、うちは色々あったしな。祝い事とか実質無理やったやろ」
「前提として何か間違ってるような気がせえへんでもないけど、ええわ。何が欲しいんな」
「釣り竿買うてくれ。一本でええから」
一本でええからとか仰りやがったんですよ、あの父親は。
そんな二本も三本も買えるかい。
ってか、最初から「釣り竿買うて」って言えばええのに。何そのまわりくどさ。
えっと。
というわけで、我が家では今年から「父の日」を意識するようになりました。
父は釣り竿のカタログを眺めてはへらへら笑っています。
何を夢見ているのでしょう。
確かに私は釣り竿を買うとは言ったけれど、父の欲しい竿を買うとは言ってないのにね。
割増賃金は私が私の為に使うのです。