ふっふっふ。
昨夜さんざん風乞いしたおかげで、今夜はとっても風通しがよい。
ええ、とーっても。
仕事から帰ってきたら、机に置いていたメモとか封筒とか書類とか、ぜーんぶ吹っ飛んでて
しかもタンスの裏や机の下なんかに入り込んじゃってたりして、取るのにめちゃめちゃ苦労
したぐらい、風が吹き荒れてたわい。どちくしょう。
そうさ、何もかも窓全開にして出勤した私が悪いのさ。ぶっふー。
いいんだ、もう。この涼しさが頭に上った血の熱さを吹き冷ましてくれたから。
そして、頂いた拍手に荒んだ心を癒されたのです。
ぱちぱちして下さった方々、どうもありがとうございました!
えー、さて。
明日は一週間ぶりのお休みです。ちょいとお出かけするのです。うひひ、楽しみー♪
でも何着ていこうかまだ決めてないよ…。何せお洒落には縁遠くなっておるでのう。
ま、ツレがツレだから、そんなに気張ってええ格好する必要性もないんじゃがのう。
しかし場所が場所だけに、悩むのう…。
ああ、靴の問題もあったか。やばい、スニーカー以外の靴履いたら絶対靴擦れする。
って、別に今考えることちゃうな。こんなん寝る前に考えたらええねんし。
ええっと。
アニメ観たり本読んだり明日へ向けて心を弾ませたりしているばかりじゃないですよ。
今日から(やっと)アンソロ原稿の下書きを始めました。
ネタを形にするのって難しいねぇ、などと今さら呟く。
うちの主人公は一人称“俺”ですが、初出時(某所投稿時)は“僕”だったのですよ。
では何故変えたのか。
「あー、いい湯だった。ひとっ風呂浴びてさっぱりしたぜ」
「そりゃよかったな。さぞかし風呂上がりの牛乳も旨いことだろう」
「…おい、風呂上がりにはきんきんに冷えたビールだろが」
「風呂上がりに必要なのはアルコールじゃない」
「んじゃ何だって言うんだよ」
「カルシウムだ」
「あ?」
「カルシウムさえとっときゃ全てうまくいく。そういう格言があるのさ」
「ねえよ」
「魔物との戦闘――」
「お前な、ちょっとは他人の話を聞けって」
「嫌味な異母兄との確執――」
「嫌味なのはおめーの方だっつの」
「気になるあの娘との身長差――」
「…やっぱ気にしてたのか、身長」
「うるさい。とりあえずカルシウムさえとっときゃ全てうまく――」
「いくわけねーだろ!!っつか、お前はどこの万事屋だ!」
「カルシウムをなめるな!そんなことだからお前は魔物の一撃で骨折ったりするんだ!」
「だいまじんに踏まれりゃ誰だって骨ぐらい折るわ!」
「だーかーらー牛乳飲めって言ってるんだろうがっ。毎日飲んで骨太らせろ!」
みたいな会話を繰り広げる際に“僕”だとイマイチ弱いかなー、と思ったわけでして。
まぁそんな深い意味はないのですよ。
それにしても一人称を変えるだけで、性格もずいぶん変わりました。
無口で生真面目、仲間思いのエイト君はいったいどこへ行っちゃったんだろうなぁ…。
ちなみに上記の主人公とククールの会話はアンソロ原稿のボツ会話でしたとさ。